製法へのこだわり
当店では、昔ながらの製法へこだわって花かつおの製造に取り組んでいます。
機械による自動化を行っていないために生産量は限られますが、
人でしかわからない繊細な感覚でかつおに合わせて削るからこそ本物のおいしさを引き出すことができます。
![花かつおができるまでの製造工程1](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_B--1024x682.jpg)
①節を亀の子たわしで1本ずつ丁寧に洗っていきます。
節の表面についたゴミや異物を取り除きます。
特に本枯節(節の表面にカビ付けしてある)は、念入りに洗い、カビを落とします。
節の表面についたゴミや異物を取り除きます。
特に本枯節(節の表面にカビ付けしてある)は、念入りに洗い、カビを落とします。
②水につけて、節をふやかします。
(1時間位、節を水に浸けていると、水が茶色くなります。その水を植木にやったりすることも有ります。米のとぎ汁をやるのと同じ感覚です。ちょっとエコです)
(1時間位、節を水に浸けていると、水が茶色くなります。その水を植木にやったりすることも有ります。米のとぎ汁をやるのと同じ感覚です。ちょっとエコです)
![花かつおができるまでの製造工程2](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_A--1024x682.jpg)
![花かつおができるまでの製造工程3](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_C--1024x682.jpg)
③洗った節を蒸し器に入れて蒸します。
④蒸し時間は量や天候(気温)により変わりますが、強火で30分位です。
![花かつおができるまでの製造工程4](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_D--1024x682.jpg)
![花かつおができるまでの製造工程5](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_E--1024x680.jpg)
⑤蒸し上がった節を、かごに入れて荒熱を取ります。
熱すぎると、やけどをしたり、かつお節を削る機械の刃に節が引っ付いたりして、うまく削れません。
逆に冷めてしまうと、今度は硬すぎて、削れません。
温度のタイミングは重要です。
熱すぎると、やけどをしたり、かつお節を削る機械の刃に節が引っ付いたりして、うまく削れません。
逆に冷めてしまうと、今度は硬すぎて、削れません。
温度のタイミングは重要です。
⑥かつお節を削る機械に組み込まれた強力な刃はすべて熟練の職人が磨き、丹念な手作業で調整していますので、
均一の厚さの削り節が素早く削りだされます。
均一の厚さの削り節が素早く削りだされます。
![花かつおができるまでの製造工程6](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_F--682x1024.jpg)
![花かつおができるまでの製造工程7](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_G--1024x682.jpg)
⑦袋詰めにした花かつおに窒素を充填します。商品を機械にセットしたら、袋の中の空気を一度抜いてしまいます。
⑧窒素充填中です。ガス封入すると、酸化防止作用、静菌作用の効果を得ることができるので、鮮度が保たれます。
![花かつおができるまでの製造工程8](http://arakawamasa.com/wp-content/uploads/2014/11/IMG_H--1024x682.jpg)